プロ野球パ・リーグにとってのクライマックスシリーズ

グローブとボール

今では当たり前となっているプロ野球のクライマックスシリーズは、ペナントレースにおいて優勝チーム決定後の消化試合をなるべく減らす目的のために導入されました。

もともとはパ・リーグのみ、2004年から試験的に導入され、その後2007年からはセ・リーグでも導入され、今の形式になっています。
プロ野球のクライマックスシリーズの中でも、特にパ・リーグの歴史は見所が多く、今でも語り草として存在する試合が多数あります。代表的なものとしては、導入初年度の2004年と2005年は、ペナントレース一位通過チームがいずれも破れる結果になったことや、2010年において、ペナントレースでは3位だった千葉ロッテマリーンズが、最終的には日本一に輝いたことなどが挙げられます。

導入当初は、一位のチームが通過できない可能性があるのは可哀想とか、調整が難しいため選手により大きな負担がかかるなどの批判がありました。
結果的には多くのドラマや記録が誕生したり、レギュラーシーズンでの優勝は狙えなくても、とりあえずは3位までに食い込むことを目標にできるためモチベーションの管理が出来たりするなど、多くのメリットや効果をもたらしています。

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ダイビングキャッチ

プロ野球中継は楽しい

バット グローブ ボール

長い歴史を持つプロ野球はマスコミの応援と共に成長したと言っても過言では有りません。
球場に足を運んで貰う観客だけの応援ではこれだけの知名度を獲得できないのです。ラジオで始まり、街頭テレビ、一般家庭のテレビの時代に分ける事が出来ますが、一番衝撃的な出来事は街頭テレビです。

まだ一般家庭へのテレビの導入が進んでいないころ街頭テレビの前に多くの市民が集まりました。街頭テレビで見るプロレス、野球に多くの庶民は熱狂しました。初めて見る中継は迫力があり、野球を目指す青少年がこの辺りから増え始めたのです。その後はカラーテレビの時代になりテレビ中継も黄金期を迎えました。

ヒット

プロ野球を放送するテレビ局も増え続け、地域密着型のテレビ局が地元の球団の全試合を生中継する様になりました。合わせてファンの集いと称して球場に招待するプランまで企画し多くのファンがそのチームのユニフォーム姿で球場に来るようになりました。
本当にマスコミの威力はすざましく、観客動員数も一気に上昇しました。

ファン層も昔の熱狂的なファンのみならず、一般の少年から女性層まで広がり女性だけのサポーターも出来始めています。プロ野球を支えているのは間違いなくテレビです。

プロ野球のサポーターも頑張っています

走塁

サポーターとは支持者とか援助する人の意味でありますが、実際に使われ出したのはサッカーの応援するグループに使われ始めました。
高校野球のアルプススタンドで応援する多くの観客と大きな差はありません。

リーダーに数人のサブリーダーがスタンドに陣取り組織的な応援でチーム激励するグループです。応援の仕方もリーダーの指示通りの言葉を連呼する事になります。

バット

プロ野球で一番活発なのが広島市に本拠地を持つ広島カープです。赤いユニフォームを着用した観客がリーダーの指示のもとプラカードを上下させ選手を激励します。又選手ごとの応援歌も有りその選手が登場するチャンス時には応援歌で激励するのです。

相手側チームの主催ゲームの時でも、地元広島と変わらぬ位のサポーターを動員する事が出来る為少なくとも大阪、東京にはサポーターの支部があるのではないかと言われています。広島カープの特徴は女性層がどこの球団よりも多いのが特徴です。
女性DAYの企画等の影響もありますが、関東、関西からの女性客を呼び込むための新幹線の割引切符等の手配も含めてマネージメント力を感じさせます。