新人選手への試験は必要

ボールを握る

新人選手にとって、プロ球団は憧れであります。
高校を卒業してすぐに入団する選手に対して「プロ野球とは」の教育の教育は必要でしょう。

春のキャンプ中にホテルの一室に新入団選手だけを集めて監督、コーチ、事務方の責任者により講義が行われ、その後その知識をチェックする為に簡単な試験をします。

球団が試験行うには理由があります。親から預かった未成年の子供達を正しく教育する事は球団に取っても子供達の両親に取っても重要な事なのです。必要であればキャンプ地の地元の警察の協力を得て未成年の飲酒、喫煙、風俗の立ち入り等までの話をして貰います。
勿論本業の野球に関する知識に関しては監督や各専門コーチから詳しく説明されます。

会社に入社した新入社員教育と同じなのです。この様勉強会を重ねて行けば監督、コーチとのコミュニケーションが良好になるのです。

実技に関しても同じように野球の知識のチェックがコーチ陣から行われます。繰り返し確認する事により、人は理解しそして行動できます。
やがて新人選手がベテランの選手になった時には教壇に立つ事になります。

プロ野球もビジネス

グラウンド脇

野球のプロ化に至る道は平たんでは有りませんでした。
親会社からの応援社員の協力によりビジネスの知識を勉強し、それを球界に当てはめ試行錯誤しながら野球ビジネスの基礎知識を確立させたのです。しかし野球ビジネスの基礎知識の説明は意外に簡単なのです。

興行収入、テレビ等の放映権、企業からの広告収入をメインとして、売店でのグッズ販売等をプラスした物が収入となります。支出は選手の給料を含めた人件費、遠征に伴う交通費、宿泊費が主な内容なのです。

普通のビジネスと同様に、収入を如何にして増やしていくのかと支出の削減が問題になって来ます。その為には何をすべきががテーマになります。社員間のブレインストーミングにより実行可能な目標を設定し行動に移すことになります。

球場に来られるお客様を増やす為に有名タレントによる始球式、ラッキーセブンのセレモニー時に花火を用意する等のアイデアを纏めトライアンドエラーで実行してお客様の反応を見ながら、修正点は手直しを行い確立させていくのです。
それにより球場で観戦してくれるお客様の数が増えるのです。